おめぇ握り寿司が食いてえ

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「吉田と川越」 11OS

f:id:sevennovels:20220130045221j:plain"ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ.....

 

「お、おい------」

 

「-------何だ?」

 

上空から降りてくる"神"をゴーグル越しに見ながら

 

吉田は、後ろにいるウィルの言葉に振り返らず

 

返事をする

 

「あ、あれが、"神"だってんなら、

 

  お、お前ら・・・」

 

「----------、」

 

"ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ....

 

「エクセキューショナー...」

 

「AliCe....」

 

"スゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ....

 

AliCeは体から不思議な光を発し

 

上空から降りてくる神を見上げ

 

その目を大きく見開く....

 

「-------川越。」

 

"チャッ!"

 

「・・・・何だ?」

 

フレイアの腕輪をかざし、川越は

 

紫電零式-§から目を離さず、吉田の言葉に応える

 

「DAO言語....」

 

「そして、"シンハラ語"って事か-------!」

 

"フッ"

 

「---------!」

 

「お、おい! ち、近くまで------」

 

「・・・・・」

 

「関係ない-------!」

 

"カタッ カタタタッ"

 

「な、何やってるんだ-------?」

 

"ジュルッ ウジュジュッ"

 

「(---------!)」

 

"カタッ カタタタタタタタタッ!"

 

「(な、何て速さだ-------!)」

 

"カタタッ! カタタタタタタタッ"

 

ウィルがパソコンを叩いている川越に目を向けると

 

吉田の左腕に身に付けられていた

 

"フレイアの腕輪"が鈍く輝き、

 

その光に導かれる様に川越は

 

すさまじい速さで両手打ちのタイピングを見せる!

 

"カタッ! カタタタタッ!"

 

「は、速いッ--------!」

 

「--------!」

 

"カタタタッ! カタタタタタタタタッ!"

 

「-------ッ!?」

 

「......ウジュ」

 

川越の両手打ちのタイピングに気を取られていた

 

ウィルが頭上を見上げる

 

「シュゥゥゥウウウウウウウッ!!!」

 

「・・・!」

 

空間の頭上に目を向けると

 

"神"と呼ばれた存在は、すでに

 

自分達とほとんど同じ高さまで-----///

 

"シュウウウウウウウウウウ----------ッ

 

「・・・お、おい!」

 

「-------ジュッ! ウジュッ!?」

 

"ボォォォオオオオオオオオ"

 

「か、川越! 何か様子がおかしいぞっ!?」

 

「--------」

 

"カタッ カタタタタタタタタタタッ!

 

「ぱ、パソコンなんて

 

 触ってる場合じゃ-------!」

 

"ブワァァァァァアアアアアアアア"

 

「な、何だ、ありゃぁ--------!」

 

「--------ギギギギギギ....」

 

「・・・・!」

 

「ひ、"光って"------...」

 

「(---------!)」

 

「ジュッ!? ウジュッ!?

 

 ---------ウジュァァァアアッ!?」

 

「(--------!)」

 

「お、おい--------」

 

ウィルが、"神"の方に目を向けると

 

神は激しい光を放ちその体から

 

すさまじい強列な質量を持つ

 

光の渦の様な物を発している------!

 

「こ、攻撃------っ」

 

"ザッ

 

「--------!」

 

"ポンッ"

 

「-------黙ってろ」

 

「お、お前-------!」

 

川越はキーボードを打ち終えると

 

パソコンを抱えそのまま、

 

ウィルの肩を叩き"神"へと向かって

 

無防備で近づいて行く------...

 

"シュウウウウウウウウウウウ-------ッ!"

 

「く、来る-------!」

 

"ビュァァアアッ"

 

「------よ、避けろっ!」

 

体から激しい光を放ち"神"が

 

川越に向かって巨大な炎の様な

 

白い光を飛ばしてくる!

 

「---------、」

 

"ピンッ"

 

「よ------」

 

「(----------...)」

 

"ジュワァァァァァァアアアアアアアアッッッ"

 

「(-------これで...)」

 

"ジュォォォォォオオオオオオオオオオッッ

 

川越は目の前に向かって来た

 

巨大な白い炎を見ると

 

「(--------!)」

 

"ブッ"

 

悠然と口に加えていた煙草を地面に吐き出す

 

"プッ"

 

「(あ-------!)」

 

"ボォォォォオオオオオオオオッッッ

 

"カタッ"

 

「(------------Enter.)」

 

自分の目の前に迫って来る炎を

 

まるで気にする様子も見せず

 

川越は紫電に向かってその人差し指を伸ばす...

 

「これで-------....」

 

"ゴォォォォオオオオオオオッッ"

 

「し、死---------

 

「"DAO"、"Shinhara"、

 

  "バリΘ"---------!」

 

"タンッ

 

「--------!」

 

"バシャァァアアアァァアアアンッッ!!"

 

「--------、」

 

「--------、」

 

「-------...」

 

「........」

 

"ガラッ"

 

辺りに煙が立ち込め、

 

「あ、あ....」

 

"ガララ"

 

ウィルが、存在が放った炎によって

 

空間内に散らばったガレキの中から

 

空間内を見渡すと、

 

"ブワ ブワワ"

 

「----------、」

 

先程まで空間内に見えていた

 

川越の姿が消えている...

 

「--------"ッ!"

 

  か、神はっ!?」

 

「-------...」

 

"ザッ

 

「--------か、川越ッ!?」

 

「・・・・・」

 

"カタ"

 

「(#include <iostream>

 

 using namespace std;

 

 main ("バリΘ")

 

  《පිටවීම》.....<EXECUTION>.」

 

「い、生きてー...」

 

"ガラ...."

 

大量の瓦礫の中から、"川越"が

 

片手にパソコンを抱えながら

 

煙の中から現れる-------、

 

「ど、どうなったんだ-------??」

 

「《強制排出》>>>>感応-------...」

 

「・・・・?」